過去の情報アーカイブ
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【例会】第69回例会(5/27)のお知らせ
▽期日: 2018年5月26日(土),27日(日)
▽会場: 早稲田大学戸山キャンパス1
https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus
1)13時30分―14時20分
演題: 日本における「赤ずきん」の受容―明治29年から平成29年まで(1896-2017)
発表者:野口芳子
所属: 梅花女子大学大学院
2) 14時30分―15時00分
演題: ドイツ民俗学とヘルマン・バウジンガー
発表者:金城―ハウプトマン,朱美
所属: 関西学院大学
3)15時10-15時40分
演題: ヴィツェルの世界神話学とグリム兄
発表者:横道誠
所属: 京都府立大学
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講演会(4/8)「19世紀ドイツにおける嬰児殺しの女性」
▽日時: 2018年4月8日(日) 13時-14時30分
▽会場:佛教大学 京都二条キャンパス N1-741会議室
▽講師:マリタ・メッツ・ベッカー(ドイツ・マールブルク大学教授)
▽通訳:野口芳子(梅花女子大学大学院教授 日本ジェンダー学会会長)
【講演内容】
西洋キリスト教社会では婚外子を産んだ女性は、社会的迫害を恐れて嬰児を殺した。嬰児殺しは実行犯である母親を溺死刑か斬首刑に処したが、妊娠させた男の責任は不問に付した。嬰児殺しは多くのジェンダー問題を内包した男性支配を象徴する社会現象といえる。
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メルヒェンの近代化と中世化 —グリム兄弟の「神話」に対峙するジェンダー社会学—(2/16)
国際文化学研究推進センター 2017年度研究プロジェクト
「近現代における『神話』の史的展開と今日的意義 」第3回講演会
▽日時:平成30年2月16日(金)15時00分~17時00分
▽会場:神戸大学インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワー8F)
http://www.b.kobe-u.ac.jp/ilabo/access.html
▽講師:野口 芳子 氏(梅花女子大学大学院教授)
▽問い合わせ先:植 朗子 (神戸大学国際文化学研究推進センター・協力研究員)
a-ueue[at]mail.goo.net.jp ※ [at] をアットマークに変えてください。
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ミニ・シンポジウム「ヴェーバー=ケラーマンの研究世界 社会、民俗、ジェンダー」(10/30)
▽日時:2017年10月30日(月)12時50分〜14時20分
▽会場:京都府立大学 稲盛記念会館 2階 会議室
▽入場無料・申し込み不要
▽講演・野口芳子(梅花女子大学教授)
▽コーディネーター/討論司会・横道誠(京都府立大学准教授)
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【例会】第68回例会(10/1)のお知らせ
▽日時:2017年10 月1日(日)13時30分~16時
▽会場:広島大学総合科学部(東広島キャンパス)K棟 308教室
▽内容
1)13時30分~14時30分
演題:『ドイツ伝説集』における夫婦像
発表者:蚊野千尋
所属:梅花女子大学大学院児童文学研究科博士前期課程2年
2)14時30分~15時30分
議題:グリミン会員の自己紹介とグリミン会員の出版物について
議長:野口芳子
所属:梅花女子大学大学院
※終了時間:後片付けを含めて16時を厳守します
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【例会】第67回例会(5/28)のお知らせ
▽日時: 2017年5月28日(日)13時30分~16時
▽会場: 日本大学文理学部 3号館(3501)
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40時
▽内容:
1)13時30分~14時30分(質問時間を含む)
演題:三月前期の「伝説」分類とツヴェルク伝説
-伝説集における配置に着目して-
発表者:馬場綾香
所属:神戸大学国際文化学研究科博士後期課程
2)14時30分~15時
議題:野口芳子退官記念論文集について
編者:大野寿子
所属:東洋大学教授
3)15時~16時
議題:今後のグリミン運営(HP、会員連絡、受付などの役割分担について)
議長:野口芳子
終了時間:16時を厳守します
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【例会】第66回例会(10/23)のお知らせ
▽日時:2016年10月23日(日)13時30分~15時30分(時間厳守)
▽場所:関西大学千里山キャンパス、第1学舎5号館 E208
▽内容:研究発表
発表者:加納晴日さん(大阪大学大学院文学研究科博士前期課程2年)
演題:グリム童話における「死者蘇生」について
▽参加費:500円
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【例会】第65回例会(5/29)のお知らせ
▽日時:2016年5月29日(日)午後1時30分から(時間厳守)
午後1時30分~ 公開の研究会(時間厳守)
午後3時30分~ 会員懇談会(議題:グリミンの今後の活動/記念誌の刊行など)
午後4時~5時 懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
▽会場:獨協大学 天野貞佑記念館 4階405教室
(〒340-0042 埼玉県草加市学園町1番1号)
道順:東京メトロ日比谷線・半蔵門線直通東武スカイツリーライン
「松原団地駅」西口下車徒歩5分
▽内容:研究発表
発表者:野口芳子(武庫川女子大学名誉教授) Prof. Yoshiko Noguchi
題目:「幕末にヤーコプ・グリムを訪問した日本人について」
Über die „Japanesen“, die Jacob Grimm in Berlin 1862 besuchten
【発表要旨】
1862年の7月19日から8月5日の間に2人か3人の日本人が、突然、ベルリンのグリム家を訪問し、ヤーコプ・グリムとオランダ語で会話した 。日本人が遣欧使節団の団員であることは間違いないが、一体誰であったのか、長年、謎のままであった。グリム側の記録にはそのことが明記されているが、日本側の記録には何も書かれていない。鎖国政策の下で攘夷運動が叫ばれていた江戸末期に、グリム兄弟を訪問した日本人がいたのである。このことは、日本とドイツの文化交流史のうえでも、特筆すべきことである。
一体、誰がどのような目的でヤーコプ・グリムを訪問したのか。そのことを明らかにするのが、この発表の目的である。
Zwischen dem 19. Juli und dem 5. August 1862 besuchten zwei ode drei Japaner als Mitglieder einer in Berlin in diplomatischer Mission weilenden Gesandtschaft Jacob Grimm in dessen Berliner Wohnung in der Linkstraße 7. Der deutsche Gelehrte freute sich sehr über die für ihn wunderlichen Besucher und unterhielt sich mit ihnen auf Holländisch. Wer diese Japaner waren und zu welchem Zweck sie Jacob besuchten, konnte bisher nicht geklärt werden. Das Ziel meines Beitrages ist zu erklären, wer die Japaner waren und zu welchem Zweck sie Jacob Grimm besuhten.
▽参加費:500円
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【例会】第64回例会(2/6)のお知らせ
▽日時:2016年2月6日(土)午前10時~午後6時
・時間厳守:早めにお出でください
・昼休みが短いので、必ずお弁当をご持参ください
・土曜日なので食堂も開いています
▽会場:武庫川女子大学 鳴尾キャンパスMM508教室 (マルチメディア館5階 )
▽内容: 野口ゼミ生卒論合評会(定年退職のため最後の合評会)
10:00~12:10 発表・午前の部(集合は9時50分です)
10:00~10:05 グリミンについての説明・・・グリミン世話人 竹原威滋
10:05~10:10 開会挨拶:今年の卒論の紹介・・・指導教授 野口芳子
1.10:10~10:30 ドイツ伝説集における「笑い」について・・・夛田英恵
2.10:30~10:50 グリム童話のなかの「緑」について・・・塙万有香
3.10:50~11:10 KHM31「手無し娘」について・・・ 大西郁花
4.11:10~11:30
『グリム童話集』と『ドイツ伝説集』における「悪魔」について
・・・粂 芹奈
5.11:30~11:50 明治期におけるKHM「いばら姫」の受容について
・・・ 王本麻美
11:50~12:10 質疑応答
12:10~13:00 昼食(出席者紹介)
(大学食堂、またはご持参の弁当で昼食をおとりください)
13:00~15:00 発表・午後の部 I
6. 13:00~13:20 グリム童話における「ワイン」について・・・森 瑞希
7. 13:20~13:40 グリム童話における「婚約」について・・・岩井 萌
8. 13:40~14:00 グリム童話における「犬」について・・・傳谷友里江
9. 14:00~14:20 KHM88「さえずり、踊るヒバリ」の初期の英訳について
・・・ 藤本正恵
14:40~15:00 質疑応答
15:00~15:30 ティー・タイム休憩
15:30~17:30 発表・午後の部 II
11.15:30~15:50 グリム童話における「4」について・・・中村早希
12.15:50~16:10 グリム童話における「夜」について・・・山田温子
13.16:10~16:30 グリム童話における「太陽」について・・・安永 萌
14.16:30~16:50 ドイツ伝説集における「近親相姦」について・・・池田咲野
15.16:50~17:10 グリム童話における「沈黙」について・・・高田久美子
17:10~17:30 質疑応答
17:30~18:00 総合質問および総括
▽参加費:500円
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【例会】第63回例会(10/4)のお知らせ
▽日時: 2015年10月4日(日)午後1時30分から(時間厳守)
午後1時30分~3時30分 研究会 (発表・質疑応答)
午後3時30分~4時 グリミン 懇談会
▽会場: 鹿児島大学 郡元キャンパス(〒890-0065 鹿児島市郡元 1-21-30)
共通教育棟1号館・2号館 122教室
道順:鹿児島空港からリムジンバスで鹿児島中央駅まで約40分、
同駅より 市営バス乗車、「鹿大正門前」または「法文学部前」下車
▽内容:研究発表 午後1時30分~
中岡 翔子(京都府立医科大学非常勤講師)
非芸術的な「 形象(かたち) Gebilde 」― アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ「ゴーレムたち」におけるゴーレム像
【発表の概要】
ヤーコプ・グリムがゴーレム伝説を紹介して以来、ドイツの非ユダヤ人作家らはこの素材をさまざまに作品に取り入れてきた。 ドロステによる叙情詩「ゴーレムたち」もグリムの影響を受けたもののひとつである。 ドロステによるゴーレムの特徴は、ゴーレムが詩人の産物とみなされている点にある。 とりわけ、ゴーレムが血の通わない「形象 Gebilde 」と呼ばれるとき、詩人の産物もまた芸術的な精彩を欠いていることが明らかとなる。 そしてドロステはこうしたゴーレムから逃れようとする。 ゲーテが「歌と形象 Lied und Gebilde」(『西東詩集』)において「形 Gestalt」 に凝固することのない歌を讃えたように、 ドロステもまた詩の生命を求めるのである。発表では、この「形象」について考察を加える。
▽参加費 500円
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【例会】第62回例会(5/31)のお知らせ
▽日時:2015年5月31日(日)午後1時30分から(時間厳守)
午後1時30分~4時 研究会(時間厳守)
午後4時~5時 懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
▽会場: 武蔵大学 江古田キャンパス 8号館 8701教室
(〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1)
▽内容:
★特別講演 13:30~14:40
武蔵大学 名誉教授(比較口承文芸論) 鈴木 滿
「ルートヴィヒ・ベヒシュタイン ── 人と仕事」
【講演概要】
Ludwig Bechstein (1801-60) は量的には19世紀ドイツ語圏最大の昔話・伝説収集者にして編著者。『ドイツ伝説集』Deutsches Sagenbuch (1853) 、『ドイツ昔話集』Deutsches Märchenbuch (1857) が代表的編著といえよう。口承文芸研究・民俗学の泰斗ルツ・レーリヒは次のように述べている。「世紀転換頃まで、ベヒシュタインの『昔話集』はグリムのKHMより更に人気を博し、更に広範に普及していた」(> Lutz Röhrich: „und weil sie nicht gestorben sind...“ . 2002.)。こうした文人の生涯と仕事の一部をご紹介する。
★研究発表 14:50~16:00
成城大学非常勤講師(同大学民俗学研究所研究員) 横山 ゆか
「柳田文庫所蔵ドイツ語文献調査 ― 昔話研究を中心に ―」
【発表概要】
柳田國男は民俗学を構築していく際、欧米諸国の研究から影響を受けたと言われている。しかし、柳田は参考文献を明示していないことがほとんどで、いかにして西欧の研究成果を自身の学問に取り入れたのか、その過程を探るのは容易ではない。そこで本発表では、柳田の欧米諸国の研究の渉猟とその過程を探る上で直接的な手がかりとなりうる柳田文庫(成城大学民俗学研究所所蔵)より、独語文献の中でも特に書き込みの多いグリムのKHM第七版(原書)、ボルテ/ポリフカのKHM注解、マッケンゼン編『ドイツメルヘン辞典』(HDM)に見られる書き込みを紹介し、柳田が昔話研究を行うにあたり、何を主眼としてきたのか、その一端を覗いてみたい。
▽参加費 500円
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武庫川女子大学特別講演(9/18)「魔女だったのは誰か」 ―西洋キリスト教社会では―
▽日時:2004年9月18日(土)午後1時~午後3時
▽会場: 武庫川女子大学 マルチメディア館メディアホール
▽講演者:イングリット・アーレント=シュルテ博士
▽言語:ドイツ語(通訳:小山真理子)
▽参加無料(先着順:定員になり次第締め切り)
▽内容:講演「魔女だったのは誰か」 ―西洋キリスト教社会では―
魔女狩りは西洋キリスト教社会でのみ起こった主として女性に向けられた迫害である。
何故女性なのか、どんな女性なのかを追求したのがアーレント=シュルテ女史である。
西洋文化の汚点と言われる魔女迫害の実情を知ることは、女子大学で学ぶ者や働く者にとって、極めて重要なことと思われる。国の基本法である男女共同参画の定着を図るためにも、性別による法的迫害が何故行われたのか、まずその理由を認識する必要があると思われる。
被害者と加害者双方の立場から実情を調査したアーレント=シュルテ女史の魔女迫害の研究は、現代の日本社会が抱える「いじめ」や「差別」問題について重要な示唆をあたえてくれるものと思われる。
主催:武庫川女子大学英語文化学科
助成:国際交流基金
後援:武庫川学院人権教育推進委員会
(C) 2015- グリムと民間伝承研究会 All Rights Reserved.
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